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小さい頃から家族で訪れていたハワイ、いつしかここで勉強したいと思うようになった。

恵さんが留学のためハワイへ来たのは去年の8月。在籍する日本の大学の協定校留学生として一年間をハワイ大学付属カピオラニ・コミュニティーカレッジで過ごす予定だ。ハワイは小さい頃から家族に連れて来てもらっていた。訪れる度に「いつかここに住みたい」、という希望を抱くようになっていったという。そこで、恵さんは一年間の留学が卒業の必修単位となっている、現在在籍している大学の学部を見つけて入学した。もちろん、必修の協定校留学とはいえ、留学前には語学力を証明する資格が必要だった。幸運な事に、高校の時猛勉強して取った英検準2級があったため、希望通りのカレッジにスムーズに留学できたそうだ。もちろん、スムーズと言っても渡航前の一切の準備は全て自分でこなしたため、書類を揃えて不備なく記入する事など、何かとてこずったが、かえってそれも勉強になったとか。

最初は授業も生活面も苦労した。今はすっかり慣れて毎日が楽しい。

最初の一週間は、授業が全く分からず何度も「Slowly please!」と講師に泣きついた。しかし、毎日課題をこなし、授業に一生懸命取り組むうちに耳が自然と慣れてきた。今は授業にもしっかりついていけるようになった。周りに日本人もいるが、せっかく留学しているので、なるべく英語を話すように心がけている。もちろん周りの日本人も同じだ。日系のホストファミリーとの会話も全て英語。持ち前の明るさで誰とでも仲良く話せるようだ。
生活面では、都会育ちの恵さんは「意外と田舎で遊ぶところが何もない・・・」と最初感じていた。日本に比べて不便なことが多く、皆ハワイタイムで動くことにイライラしていたという。しかし、それもすぐに現地のライフスタイルに合わせるように努力した。「ここはどこからでも海が見え、美しい自然が常にある。海を見ると心が安らぎ、刺激的な都会の暮らしでは味わえない心地良さがある。」と恵さんは語る。ハワイの自然を存分に味わうため、スキューバーダイビングのライセンスを去年取得し、今後はサーフィンに挑戦するのだとか。「ハワイの人は何よりも人がいい。ホストファミリーをはじめ、本当にフレンドリーでやさしく、とてもあったかいんです。」と語る。

ハワイ=遊び、というイメージがあるが、実際はとても勉強に身が入る

最初はESOL(英語を母国語としない生徒のための英語集中プログラム)のみの受講であったが、今年に入ってからは現地の一般の学生と同じ科目も履修する。恵さんは一風変わった科目を選択した−それはウクレレだ。「せっかくハワイに留学に来ているんだから、ここでしか学べないものを選ぼうと思った。」と選択に迷いはない。「ハワイに留学というと、なんだか不真面目なイメージを持つ人もいるかも知れませんが、実際は現地のカレッジで単位を取っていくのは大変な事。学生も先生も皆熱心で、一生懸命やらないとついていけない」と恵さんは語る。「やはり留学は大変です。しかし、英検を受けたことが今はとても役にたっています。中学生の頃から英検を受け続けていますが、級によってはなかなか受からない時もあった。しかし何度もチャレンジする事で、努力する事の大切さが身についた。そして合格通知が届いた時の喜びは、やればできるという自信を与えてくれました。それは毎日の勉強を積み重ねた結果で、留学している今はその大切さを実感しています。」彼女は将来やりたいことをハワイにいる間に見つけたい、と語っている。

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